日本語の違い

「髪形・髪型」「大形・大型」はどっちが正しい?型と形の違いと使い分け

型・形

「型」と「形」。

どちらも「カタ」と読む上に、意味も何となく似ていますよね。

また、スマホなどで漢字変換すると「髪型」「髪形」など両方出てくるので、どちらを使えばよいのかよくわからない、というケースも結構あります。

そこでこの記事では、使い分けの難しい「型」と「形」の違いについて調べてみました。

型の意味・使い方

「型」は、もともと砂や粘土で作られた「鋳型」を意味する漢字です。

したがって、型は「決まった形のものを生み出すもととなるもの・決まった形式やモデル」という意味になります。

また、同種のものを分類する際に使われることも多いです(後述)。

ちなみに、英語では「type」と表現されます。

例えば、入れ歯を作る際に型取りしたものは「歯型」=「歯の鋳型」ということになります。

一方で「髪型」はヘアスタイルのタイプを表す言葉なので、「文金高島田」や「ボブ」、「名古屋巻き」なども「髪型」ということになります。

また「大型」は、同種のものを分類する際に「大きなタイプの」という意味で使われます。

例としては、「大型テレビ」「大型トラック」「大型犬」といったものがあげられます。

形の意味・使い方

「形」の部首である「彡(さんづくり)」は、ハケでつけた模様を表す象形文字です。

そして、形は「ものの姿形・具体的な形状」を意味するとされています。

決まった形にとらわれずものの形状そのものを指し示す文字、といっていいかもしれません。

こちらは英訳すると「form」とされることが多いようです。

例えば、犬に噛みつかれて歯の跡が残った場合は「歯形がついた」という使い方をすることになります。

そして「髪形」という場合、スタイルにこだわるのではなく見たままの髪の毛の状態を指すことになります。

一方で「大形」は「形の大きな」という意味になるので、「大形の箱」「大形の花」といった感じで使うことになります。

型と形の違いは?

「型」は決まった形やモデルのことです。

一方で「形」はあるがままの姿のことです。

どちらも「カタ」と読みますが、「型」は「type」、「形」は「form」あるいは「かたち」と読み替えることができます。

まとめ

まとめ
  • 型は「type」。決まった形やモデルのことをいう。鋳型という意味もある。
  • 形は「form」。もののあるがままの姿のこと。

ややこしいですが、迷ったら英語に置換してみましょう。

それでも解決しない場合には、他の言葉(歯の形、ヘアスタイル、大きい〇〇、小さい〇〇など)に言い換えてごまかしましょう。